MiCSについて

MiCSとは?

動植物の恒常性の維持や地球規模の諸課題の解決のために、微生物の重要性が無視できないものとなっています。

微生物サステイナビリティ研究センター(Microbiology Research Center for Sustainability: MiCS)は、地球環境と地球上の全生命と深く関わる微生物を対象として、基礎・応用分野をまたぐ先端研究を推進します。この先端研究と微生物に関する知の集約は、我々人類の微生物に対する理解を深化させ、微生物の制御と利用の新たな技術の創出を導き、地球規模の様々な課題の解決と持続可能な社会の構築を実現します。

また、国内外の研究者との学際融合研究にも積極的に取り組む本センターは、微生物学から見える俯瞰的な視野と国際性をもつ人材の育成にも貢献します。

センター長 挨拶

筑波大学
微生物サステイナビリティ研究センター[MiCS]
生命環境系

センター長 高谷 直樹

地球上には、最先端の研究によっても把握できないほどの多くの種類の微生物が存在します。全地球の生きている生命の半分が微生物とも言われています。また驚くべきことに、ヒトの腸内にはヒトの細胞と同じ数の腸内細菌が生息しています。我々人類は、微生物に塗れて日々の生活を営んでいるのです。微生物の多くは小さくて目に見えないことから、その研究は難しく、微生物を扱う研究分野は若くて新しい分野となっています。本センターは、地球環境、動物(ヒト)、植物とかかわりあいながら生きている微生物を理解し活用することによって、持続可能(サステイナブル)な発展を可能とする社会の構築に貢献することを目指しています。

このために鍵を握るのは、地球上の微生物の種、役割、生き様を知ることです。これにより環境中の微生物を自在に「制御」しデザインすることが可能になります。また、微生物の新たな「機能」の発見により画期的なバイオテクノロジー技術を生み出すことができます。本センターの2つの研究部門はこれを達成しようとするものです。微生物の普遍性を反映し、得られる研究成果は、環境、食、健康、文化に関わる広範な課題解決に役立ちます。

この挑戦は、筑波大学にとどまらず、広く国内外の大学、研究機関、企業の技術者や研究者にも広がっています。こうした連携によって創り出される新たな科学と技術を通して、人類に貢献していきたいと考えています。微生物サステイナビリティ研究センターのご支援とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

組織図